机の右側だけ、小物が集まりやすいことがあります。右端に“とりあえず置く”動きが続き、右側だけ落ち着かない状態になりがちです。
これは片付けではなく、利き手の流れと置き場の位置がずれているだけです。動きに合う場所がひとつあると、自然に戻せるようになり散らかりにくくなります。
目次
右側が散らかるのは「利き手の動き」と高さが合わないから
右利きの動きは、右で取る→使う→戻すという一連の流れが自然です。戻す位置が遠い・高い・奥にあると、右端に“仮置き”が増えやすくなります。
利き手の弧と戻す高さがずれる。これが右側だけ散らかる原因です。
本質は「利き手の弧に受け皿を置く」こと
右手はマウスを動かすと自然な“弧”を描きます。この延長に小さな受け皿(サイドトレー)を置くと、戻す動作が1回で終わり右側に物が積もりにくくなります。
“考える前にそこへ戻す”流れが生まれ、右側がすっと整います。
右側が整う3ステップ

ステップ1:今日よく使う物だけに絞る
ペン1〜2本、今日のメモ、イヤホンなど“何度も触る物”だけを右側に置きます。種類が少ないほど流れが安定します。
ステップ2:手首で届く位置に受け皿を置く
ひじを机に置いたまま、手首だけで届く高さにサイドトレーを固定します。キーボードと同じか少し高い位置が扱いやすくなります。
ステップ3:手前→奥へ“頻度順”に並べる
手前に頻度の高い物、中央に小物、奥に一時置き。手前ほど使う物にすると迷わず戻せます。
それでも右側が落ち着かないときの見直し
- 物が増えていないか(3〜4種類に戻す)
- 高さがキーボードと離れていないか
- 手首で届く位置にあるか
- 書類を重ねていないか
- 左利きは左右反転しているか
明日、右側の迷いが少し減る
利き手の流れに合う場所がひとつあるだけで、右側の仮置きが自然に減っていきます。戻しやすさも軽くなり、作業が途切れにくくなります。
原因は片付けではなく利き手の動きとのズレです。よく使う物を絞り、手首で届く位置に受け皿を置き、手前→奥へ並べる。
この小さな調整だけで、右側が静かに整い始めます。今日の作業前に、ひとつ位置を合わせてみてください。
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